information » 2019 » 6月 | 医療法人RAISEが展開するデンタルクリニックK

医療法人RAISE
 
 

知っていますか?歯の治療のこと

タウンニュース連載中

川崎区新川通に今月、矢向、鶴見に続き医療法人RAISEの3院目、「デンタルクリニックK川崎」が開院。同法人は、「正しい治療の知識を伝えること」で常に患者と向き合った診療を行っている。齊藤圭理事長は「口の健康を保つには、患者様自身が正しい知識も持つ事が重要。なぜなら『医療』という言葉は一緒でも医院毎にこれを実現する方法はまるで違う。積極的に歯を抜き人工物を入れる事が良い治療と考えている医院もあれば、歯を抜かず何とか現在の状況を維持する方法は無いかを考えている医院もある。皆さんに正しい知識があればどちらの医院が自分に合っているか選べると思います」と語る。

(2019年6月28日号)

2019年6月の開催スケジュール

bnr

2019年6月4日(火) 【出張講演】

講演内容:お子さんの上手な歯科医院へのかかり方

講師:デンタルクリニックK院長 齊藤 圭(さいとう けい)

場所:子育て支援センターあいいく

※主催団体の方々限定の講演となります

2019年5月の開催スケジュール

bnr

2019年5月27日(月) 【出張講演】

講演内容:お子さんの上手な歯科医院へのかかり方

講師:デンタルクリニックK院長 齊藤 圭(さいとう けい)

場所:子育て支援センターできの

2019年3月の開催スケジュール

bnr

2019年3月6日(水) 

講演内容:気をつけて!!こんな人は歯科医院の●●になる

講師:デンタルクリニックK院長 齊藤 圭(さいとう けい)

場所:ミューザ川崎シンフォニーホール4階研究室1+2+3

定員:90名

2019年5月 顎関節症

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


上顎と下顎は関節円板という緩衝材でつながっていますが、上下の歯を強く咬みしめている状態ではこの緩衝材は押し潰されています。強く咬みしめている回数が多かったり長かったりすると、この緩衝材は過度に劣化してしまい本来の関節の動きをスムーズにするという機能が損なわれ、口開閉時の顎関節の痛みやパキパキという音、口が開き辛い等の動きの悪さ等の症状が引き起こされます。これが顎関節症です。

 では過度に強く咬みしめてしまう頻度が多いのはいつでしょう。それは睡眠中です。無意識の睡眠中は意識のある起床時よりも強く多く咬みしめています。歯科医院で作るマウスピースはその方の歯型を元に製作し、睡眠中に装着してもらい厚みは2ミリ~3ミリ程度。

 この2ミリ~3ミリの厚さを上下の咬み合わせの間に介在する事で、咬み合わせの力を6割~7割減らし、顎の緩衝材の押し潰しを防ぎます。睡眠中に顎を休ませる事が出来れば、関節円板は正常な機能を取り戻し顎関節症は改善出来ます。マウスピースは保険適応で5千円程。お気軽にご相談下さい。

2019年3月 歯磨きの話

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


Q. 歯ブラシの硬さは?

A. やわらかめが良いです。硬すぎると歯がすり減り、しみるようになってしまいます。

Q. 歯ブラシの毛先は?

A. ギザギザよりもまっすぐの方が良いです。

Q. 歯ブラシの交換期間は?

A. 最長で1ヶ月に1回交換して下さい。歯ブラシを後ろ側から見て、毛先がはみ出していたら交換時期です。また1ヶ月以内でも毛先が開いていたら、ブラシ時の力が強すぎます。とにかく弱めで磨いて下さい。

Q. 歯磨き剤の種類は?

A. 何でもOKです。大切なのは、種類より磨き方です。

Q. 歯磨き剤の量は?

A. 歯ブラシの3分の1程度つけて下さい。小豆大が目安です。歯磨き剤をつけないのはダメです。歯磨き剤の量が多すぎるのはもっとダメです。

Q. 歯の磨き方は?

A. 小刻みに力を抜いて横に磨いて下さい。歯ブラシを当てなければならないのは、歯と歯の間と歯と歯肉の間の2ヶ所です。大きく動かすと歯がすり減るだけで、汚れは全く取れていません。

2019年1月 定期検診は予防への第一歩

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


歯科医院で行われる治療の大部分は傷んでしまった部分を取り除き、その部分を補修するという内容がほとんどです。しかし残念ながらご自身の歯に勝る補修物は存在しません。どんなに精度の高い治療でも、どんなに高い治療でも持って生まれた体の組織には勝てないのです。そして、その治療した補修物は一生モノということは一切無く、日々消耗し、とりかえの時期が訪れます。その時期を見過ごしてしまうとさらに大きな治療の必要性を生じます。つまり治療終了後も引き続き経過を診ていくことが大切となります。

歯科治療で言う「予防」とは何か起きてから治療を開始するのではなく、何か起こる前に治療を終えてしまおうとするものです。口は毎日のように食物を摂取し、言葉を発し、素敵な笑顔には欠かせない等、最前線で機能している体の器官です。何も症状が無ければ症状が出ないように、何か症状があれば、最小限で食い止めてそれ以上の治療の必要性を生じないようにする。これからは「治療」よりも「予防」です。

2018年11月 母子感染

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


虫歯は口の中に住む虫歯菌(主にミュータンス菌)が原因で起こります。ただこの虫歯菌は固い組織にしか住めないので、固い組織「歯」がない赤ちゃんの口中に虫歯菌はいないのです。ではなぜ子供が虫歯になってしまうのでしょう?実はこの虫歯菌、唾液によって人から人へとうつっていきます。中でも母親から乳児への感染が一番多く、これを「母子感染」といいます。 

母親が小さな子供に食事をさせている光景を思い出して下さい。親子でひとつのスプーンを使って食事をあげたりしていますね。こうして母親の虫歯菌が子供へとうつっていってしまいます。子供にとって乳歯が生えてくる1歳から3歳の時期が、最も感染が起きやすく、その時期に感染すると今後その子供に、虫歯が出来てしまう可能性がかなり高まってしまいます。

予防方法として、①家族全員の口の中が清潔であること②1歳から3歳への子供へ食事を与える時に、はしやスプーンを共有しないように注意すること、つまりお子さんの虫歯予防は、家族の歯、口の健康からです。

2018年9月 歯周病と女性

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


歯周病は歯を支える組織(歯肉、歯槽骨など)に炎症を生じ、歯肉の腫れや出血などを引き起こす疾患です。この歯周病のかかり易さや症状の進行には女性ホルモンが大きく影響を与えていると考えられています。

女性のライフステージにおいて、妊娠や更年期という女性ホルモンのバランスが変化する時期があります。妊娠時には、増加したエストロゲン(女性ホルモン)のために、粘膜などにいる普段は無害な細菌が大量に増加して歯肉に炎症を起こすことがあります。また、更年期ではホルモン分泌が不安定になり、歯周病が悪化しやすい時期でもあります。体の不調を経験するこの時期に歯肉が腫れ、歯を失うようなことになると、ますます辛いものになってしまいます。 

普段から歯科医院で定期健診を受け、日々の歯磨きをしっかりしていれば、無用なトラブルを経験しないで済ませることができます。

 

2018年7月 歯科医療の現実

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


歯医者と言うと「虫歯を治す場所」というイメージですが、将来自分の歯を失わない為には「歯の治療は簡単にしてはいけない!」と聞いたらどう思われますか?
それは歯科治療にはそもそも”治す“という能力が無いからです。歯の問題に対しては「削って人工物を埋める、被せるだけ」そしてそこは将来必ずさらに大きな再治療が必要になります。
歯茎の問題に対しては「最高でも悪化を止めるのみ」で、その治療の為には皆様の理解と協力が必要不可欠となります。
これが歯科医療の現実です。歯科医院に「虫歯を治しに来る」のでは無く「歯の治療をしない為」つまりは「ご自身の歯を守る為」に歯科医院での定期的(3か月未満)のお口の検診、お掃除をお勧めします。
歯の治療は「消極的に!」歯茎の治療は「積極的に!」これが当院が勧める”一生自分の歯で暮らしていく・物を食べる・自信を持って笑う“為の秘訣です。デンタルクリニックKは(普通を完璧に)を保険診療で提供します。

ページのTOPへもどる